困っている人
管理職の役割や働き方ってどんな感じなの?
管理職候補!と言われているけど管理者は何がいいの?
管理職に必要なスキルって何?
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 管理職の役割とは?
- 管理職の働き方とは?
- 管理者のデメリットは何か?
- 管理者に求められる能力とは?
本記事の信頼性
・名前Mist(ミスト)Twitter ID:@misto1103
・東証一部上場企業MG(マネージャー)
・部下育成人数:2000名以上
本記事を書いている私は、部下育成で約2000名以上の方々の成長に携わり、仕事で悩まれている事、苦しんでいる事の問題を解決してきました。
そういった経験を通じて、今も仕事で悩まれている方々に少しでも解決の糸口を掴み、前に進めるきっかけになったらいいなと感じています。
実際に当記事の内容は私自身の経験に基づき、日々の仕事を通じて、仕事の問題解決を提案、実行しております。
今あなたが働かれている職場環境が、よりよくなる事を期待しながら、職場の人間関係改善のための理解を深める解説をしていきます。
もくじ
管理職の役割とは?
会社や企業では、
管理職という役職をおいて組織を動かしています。
大半の事業では、
社長がいて現場管理をする管理者がいて
実務者がいてといった具合で組織が成り立っています。
あなたがこれから次のステップとして
管理職になるためにどういった役割なのかを理解して、
管理職になった時につまずかないようにしていきましょう。
担当領域での売上や目標数値の達成
管理職といってもどの業務の管理職になるのかで、
目標や数値ターゲットは違います。
最終目標は
どの部署も会社全体の利益の最大化が目的ですが、
まずは自分の担当領域の中でKPI(重要業績評価指標)を決めます。
初めて聞いた方は馴染みがないかもしれませんが、解説していきます。
例えば
あなたが営業担当だったら
売上○○円を今月達成する→その為に顧客満足度○○%以上、見込み客○○名、アポイント○○名など
あなたが人事担当だったら
離職率○○%以下の実現、残業比率○○%以下の実現、労災件数○件以下、現場への面談、訪問1ヶ月○○回など
なれてくれば大きな目標(売上)を達成するプロセスとし
小さな目標(実行回数)を掲げる事でOKです。
目標は立てて終わりではなく、
大きな目標へ近づいているか?
正しい方向で進んでいるか?等を確認するようにして
日々の仕事を振り返り、
大きな目標達成への道へ進んでいきましょう。
担当療育での業務改善、管理
KPI(重要業績評価指標)を立てて、
毎日の目標まで落とし込めたら1つはそれが達成出来たのか?
出来たのなら何故できたのか?
それとも達成できなかったのか?
何故できなかったのか?
を振り返り翌日の計画や業務の見直しを行いましょう。
また部下を抱えるようになります。
会社の規模にもよりますが、
部下の教育、指導なども管理の範囲内となり
技術職のように自分が業務を行っていれば
それでよい、という仕事の仕方からの脱却が必要になります。
管理職になるにあたり
考え方や立ち振る舞い方が
分からない方はこちらの記事を参考にしてください。
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部下育成強化
会社は、事業を拡大しようとした時に
それに見合ったサービス、客数等を裁かなければなりません。
社員が育っておらず、事業を拡大したとしても
できない、やれない、ではどんなに事業計画が素晴らしいかったとしても
行える社員がいなければ事業自体行えなくなります。
会社を軌道に乗せ、
利益を創出するためには、
あなたが部下へ教育、育成、指導を行い成長させることが必要不可欠です。
その責任の一端を担っているのです。
管理職の働き方とは?
社員時代上司からの指示、命令を元に仕事をこなしてきた社員は、
管理職になった時どのように働いていけばよいのでしょうか?
部下が働きやすい環境を作る
風通しの良い職場環境を作りましょう。
誰か足を引っ張る個人のせいにして、
自分は知らんぷり、
あるいはその個人を攻撃するのは管理職失格です。
モチベーションが高く、
みんな生き生きと働く組織、
つまりその組織にいて
幸せと感じている人は
生産性が1.3倍、創造性が3倍にまで上がると
アメリカの心理学研究論文でも発表されています。
もちろん環境を作ると言ってもそう簡単ではありません。
自分自身と向き合い、社員の問題と真摯に向き合う事を前提に
しなければ問題解決は出来ません。
しかし、
職場環境をあなたの手で変える事が出来れば、
成果はあがり、
社内評価や事業拡大に大きな追い風とななってくれるでしょう。
担当領域の説明責任を持つ
積極的に率先してコミュニケーションを取りましょう。
現場で働いている部下や社員たちが困っている事に
一緒に悩み、問題解決できるように
業務フォローや戦略改善、オペレーションの変更など
社員が決められない事を決めていく事が必要です。
その時に、
何故できなかったのか?
どのようにすれば出来るようになるのか?
とあなたの上長へ報告が必要になりますが、
事の詳細まで理解しておくことで、
体系的に問題を捉えて解決策を出せているな、
行き当たりばったりで物事を進めているわけではないなという事が伝わり、
管轄内のマネジメントがより行いやすくなります。
真のリーダーになる
成長意欲を誰よりも持ち、
前向きな姿勢と態度、発言と行動で
仕事に取り組みましょう。
あなたの担当領域での長はあなたです。
あなたが上司をよく見ていたように、
あなたも部下からよく見られています。
あなたの部下はあなたの鏡ですので、
元気がないときはあなたの言動、行動の
どこかも問題があります。
失敗を繰り返している部下がいた時、
部下のせいではなく、
失敗してしまう原因がそこには必ずあります。
そういったものを解決しようとした時、
あなたが先頭に立って物事を解決し、
現状を良い方向に変えて行く役割が管理職者にはあります。
率先して休暇を取る
働き方に関する考え方は人それぞれです。
気合十分で、休みなんか要らないという人もいれば
自分のペースだからこそ成果が上がる人もいます。
人財や労働の源泉は体調や健康です。
本当に大事な局面で力が必要になった時に倒れてしまったり、
頭が働かないというのは会社のその後を大きく左右します。
管理職になったあなたも
理想の上司としてきちんと休暇を確保する事で、
労務面、部下に仕事を任せて成長させるなど
部下育成の面にも貢献できるようになります。
管理職になるデメリットとは?
ここでは管理職になることのデメリットとは何か?を解説していきます。
デメリットとは考え方ひとつですが、
知らないというよりも理解する事で、
自分自身がそこで働く意味や自己実現などそれでも管理職に何故なるのか?
などの理由を考えて行きましょう。
見る領域が増える
今まで言われたことだけ行っていればよかったかもしれません。
しかし、
人事管理や業務管理など自分がやっていない事も
管理しなければなりません。
やることが変わるので覚える事も増えていきます。
目標を達成するために
業務がパンクして残業する事も必要になってくるでしょう。
どう考えるかによって、
物事の捉え方は今後全て変わっていきます。
プレッシャーは大きくなる
自分事以外にも、部下の仕事にも責任が問われます。
自分がやったわけではないのに…
失敗にはそういった事を言いたくなる気持ちは分かります。
しかし、
部下の失敗を事前に防ぐことも
管理職者としての能力の問われているところだったりします。
そう言った意味で
管理範囲の説明責任があり、
上長からの追及もあり、
プレッシャーは大きくなります。
給与面での優遇はそんなに大きくはない
業種、職階によりますが、
金額面での優遇は始めはそんなに大きくありません。
勿論昇格しているわけですから、
役職手当、ボーナス面での優遇はあります。
しかし、
残業手当がなかったりするので短期的に見た時に、
手取りが今までの方がよかったとなる人も少なくないでしょう。
管理職に求められる能力とは?
管理職に求められる能力とは一体どのようなものがあるのでしょうか?
下の記事に管理職に求められる能力を掲載させていただきてますので
詳しくはこちらをご覧ください。
これから管理職になろうとしている方々へ、
管理職になるスキルがないとか、
そんな能力持ち合わせてないと感じる方もいらっしゃると思いますが、
はじめからあるのであれば
もう管理職として全うしてるので、失敗はつきものです。
あなたの上長もはじめは失敗の連続でした。
私も失敗を積み重ねて、
積み重ねて次失敗しないようにするためには
どうすれば良いかを考えた末に修得できたことや今の姿があります。
完璧人間を目指さず、
失敗を許容してチャレンジしてくことで
管理職者としての能力が積み重なっていくでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
新しい環境や立場になる時期待がある反面、
不安な面もそれと同じくらいあるのが本音だと思います。
しかし、
不安な事は何が不安か具体的にする事で
以外と解消されていくものです。
管理職というある意味、正解のない道を歩き始めるからこそ、
周りに耳を傾け、
周りを尊重し、
活かしていく事が必要になっていくでしょう。
周りと良い関係を築いて成果を上げる事であなたの仕事が確立されていくので、
力を入れ過ぎずに現実を直視して、
問題解決をしていきましょう。
今回は以上です。