困っている人
・目標ってどうやって立てたらいいの?
・目標って必要なの?
・頑張っても報われない人へ
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 私の失敗談
- とにかく頑張ることの落とし穴
- 全てが行き当たりばったりだった
- 失敗の連続
- 失敗の先にあるもの
本記事の信頼性
本記事を書いている私は部下育成で約2000名以上の方々の成長に携わり、
仕事で悩まれている事、苦しんでいる事の問題を解決してきました。
そういった経験を通じて、
今も仕事で悩まれている方々に少しでも解決の糸口を掴み、
前に進めるきっかけになったらいいなと感じています。
実際に当記事の内容は私自身の経験した物であり、
実体験を交えて、目標設定の大切さを解説していきます。
目標設定の意味~私の失敗談~
苦手意識がある
私は昔から目標や数字といったものに苦手意識がありました。
何をやるにしても目標を立てなさいといつも言われていたからです。
本当に必要なの?とかあって何になるの?
とか少し目標を立てる事に対して斜に構えていました。
社会人になり、そのまま目標や数字が苦手なまま過ごしていました。
とにかく頑張る、では足りない
仕事が好きで何事にも一生懸命だった私でしたが、
苦手意識は克服されません。
しかし、
会社では一つの昇進という形で
プロジェクトリーダーを任されました。
成果を出そうと意気込み、プロジェクトメンバーへ自分の思いを全てぶつけながら
日々仕事に取り組んでいました。
全てが行き当たりばったり
よくありがちですが、一生懸命やってることは認めるけど、
何をどうしたいのかよくわからない。
とプロジェクトメンバーから話が来ることが多くなりました。
私はプロジェクトの達成のために、
みんなで協力して頑張ろう。
程度の事しかいつも言っていませんでした。
目標=プロジェクトの達成。
これでは実際に何をどのようにして達成させていくのか?
誰がどの役割なのか?こういった事が明確ではなかったのです。
不満を募らせる
次第にコミュニケーションを取っても、
同じ熱量で返してくれなくなり、
信頼関係がなくなってしまいました。
何を言っても聞いてくれない、
何を相談しても答えてくれない。
自分自身が空回りしてることに気付いてましたが、
認めてくれた会社の期待に応えたいと、
何とかしたいと思っていました。
が、問題を解決するための手段や考え方を持ち合わせておらず、
相談する事が恥ずかしい事と考えていた私はどんどん問題を抱えていく事になり、
周囲の不満を募らせていく事になります。
失敗の連続
今までできていた事ができなくなってしまったり、
自信がなくなり、周囲に伝わりと色んな方向で問題大きくなってきました。
そこで、上司からのプロジェクトリーダー降格の知らせ。
当時は悔しい思いもありました。
しかしどこかほっ、とした部分もありました。
プロジェクトを成功させたくないと思って行動していた人は
一人もいないのに、私の無知、能力不足によりみんなの不満をあおらせていると感じていたためです。
失敗から学んだ事
失敗談は10年以上も前の話になりますが、今でも鮮明に覚えています。
それは失敗だった、無知だったと自分を認識できたから。
では何による無知が自分を失敗させたのか?
この時に学び、次のプロジェクトの時に大きく成長できたのは、
目標設定が立てられるようになったからでした。
目標や数値に苦手意識があった私でしたが、
仕事で成果を出すためには避けては通れないと感じ、
きちんと向き合う事でそれらが克服していきました。
それでは、具体的にどのような事をして
目標を立てる事が出来るようになったか解説していきましょう。
意味、目的を決める
まずは、何故目標が必要なのかを決める事が大切です。
目標を立てるのは何故なのか?
目標が達成されたらどうなるのか?
ここを考えると目標を立てる事がぼんやり見えてきます。
貯金で例えると話は分かりやすいと思いますので、こちらで説明します。
(例)
目標→100万円を貯める。
目的→100万円を貯めて、○○を買う、○○へ旅行する。
このように考えると、目的は何がしたいか?
目標は、そのために何が必要か?にあたります。
目的の中に目標があるイメージです。
やりたい事を書きだす
やりたい事をとにかく書き出します。
頭の中で考えていても紙に書き出してみると、
以外とまとまらず書けなかったり、
やりたい事が整理されていなかったりします。
1度もやったことがない人はオススメです。
私は失敗を経験してから、仕事、プライベートなど
年初に今年意思年やりたい事リストを書き溜めてそれ達成出来るようにしています。
すぐに実現出来るものばかりではありませんが、
すぐに実行できるものから大きな目標まで達成までの距離感がわかるのもメリットです。
やらない事を決める
一通りやることを出し終わったら、次に整理をします。
やるべきこと、やりたいこと、やらないことを決めます。
あなたにとって重要ではない事を選んで、
やることとやらないことを順番にしていきます。
限られた時間の中で、
成果を出すであったり、
目標を達成するためには選び、そこに集中する。
選択と集中という考え方があります。
どれに集中するかで成果も行動も周囲との関わり方も全て変わってきます。
やることを見つけることも必要ですが、
やらないことを決めることも非常に重要です。
目標設定をより具体的にする
目標設定は、実行するための説明書
目標設定は実行するための説明書です。
目標設定が出来れば良いと目標を立てて満足してしまうケースもありますが、
実行が一番大切です。
それを軸に話を進めていきましょう。
SMARTの法則を意識して、目標設定の具体性を上げる
SMARTの法則をご存知でしょうか?
これを意識しながら目標設定を考えると目標が具体的になって、
達成の道もぐっと近づきます。
一緒に確認していきましょう。
S specific 具体性
具体的に目標を決める事です。
毎日の目標、毎週、毎月、毎年などで何をすべきかそれぞれ決めていく事で目標は具体的になります。
具体的な目標は、具体的に何をすればよいか分かり、より納得して迷わず行動に移せるようになります。
M measurable 計量的
数値化することも大切です。
計量化とは、物事を数値にして計るという意味です。
どのくらいの達成させるか?イメージで頑張る!
ではなく、○○を何個販売するとか○○人と交流するなど、数値にすると具体性が増していきます。
A achievable 達成可能
目標には大小様々あります。
大きな目標はかっこよくそれがすぐにできれば素晴らしい事ですが、
中々現実ではそううまくいきません。
またそうしても、目標が大きすぎてやる気がなくなったり、
夢物語のように扱われてしまい、
逆にモチベーションを下げてしまう事に繋がります。
低すぎず、
高すぎない目標設定とは難しいですが、
目標を立てていく事で慣れていくのでちょうど良い目標を作るという事にも慣れていきましょう。
R relevant 関連性
目的と関連しているか?
目標は、目的を達成するための手段です。
目的と実現するための目標が関連していないと、
遠回りしてしまう事になりかねません。
目標を立てようとして中々立ちにくい場合が、
視野を広げて目的は何か?その為に目標をどうするべきか?
と考えられるようになるとスムーズに目標設定が立てられるようになるでしょう。
T time-based 期限
目標はいくら設定しても期限がなければなあなあになってします。
いつまでにやるのか?
期限設定がなければ、
中身のある素晴らしい目標設定をしても台無しになります。
素晴らしい目標を達成させるためにも期限設定をして、
行動にスピードを持って取り掛かるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私の失敗談を元に、目標設定の大切さや理解いただけましたでしょうか?
小学生から大人まで目標はあった方が良いし、
目標を超えた自己実現こそが人生の楽しさだと私は考えています。
その為には、
目標設定がなければ、
現状どのあたりにいるのか?
がわからず目の前に見えていた障害だけを突破しようとしていた過去の私になってしまいます。
目標設定で困っている人も目標を設定し、
あくまで行動をする事に軸足を置きながら、
正しい方向で進んでよりよい未来に進んでいく事を期待しています。
一緒に頑張りましょう。今回は以上です。
人生に挑戦をもたらし、自ら歩む力を育成するパーソナルコーチング【REEED】