困っている人
・目標を立てた事がない人
・どのように目標を立てればいいか困っている人
・目標を立てたけど、その後どうすればいいのか分からない人
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 目標設定は何故必要なのか?
- 目標設定 5つのポイント
- 目標を立てた後にする事とは?
- まとめ
本記事の信頼性
本記事を書いている私は部下育成で約2000名以上の方々の成長に携わり、
仕事で悩まれている事、苦しんでいる事の問題を解決してきました。
そういった経験を通じて、
今も仕事で悩まれている方々に少しでも解決の糸口を掴み、
前に進めるきっかけになったらいいなと感じています。
当記事の内容は、私自身の経験に基づき、
日々の仕事を通じて問題解決を提案、実行しております。
今あなたが働かれている職場環境が、
よりよくなる事を期待し目標が実現出来るように目標設定のコツを解説をしていきます。
目標設定は何故必要なのか?
何かを達成したいのであれば必要です。
その何かとは目的のことで目的を達成させるために、目標を決めて進みます。
目標が明確だと、日々迷わずに進むことが出来ます。
仕事においては利益を出さなければならないわけですから、利益をどのくらい出すか?
から売上目標が決まり、経費などの予算が決まっていきます。
それぞれの予算を達成させるために、目標(KPI Key Performance Indicators 重要業績評価指標)という指標を活用して、達成したのか?進捗がどうなのかを測れるようにします。
そうやって一人一人の達成目標が会社に等分されて役割が決まっていくので、目標がないとそれらが曖昧になってしまいます。
目標の立て方 5つのコツ
何が目的なのかを決める
目的と目標の違いは明確であり、目的は何を成し遂げたいかというものです。
目標は、目的を実現するための手段と認識するといいでしょう。
例として、
100万円貯める→これは目標で、100万円貯めて○○をする。
この○○をする、が目的です。
つまり何を成し遂げたいかがないと、具体的な目標設定が出来ません。
独立する(目的)→その為に○○円貯める(目標)ですね。
目的は動詞に変換され、目標は数値に置き換える事ができます。
目標と達成するための行動を紙に書き出す
目的と目標がはっきりしたら目標を紙に書き出して行きましょう。
出来れば書く時間を決めて、目標と達成するための行動を気付ける範囲で片っ端から書き出してみます。
多ければ多いほどあなたの経験値が高い事を意味してますし、そんなに出てこない人でも問題ありません。
ググったりして、とにかく思いつく限り書き出してみましょう。
例)100万円貯めるための行動として、節約、投資、稼ぐ、貯金、副業、借りるなど節約するために→何にいくら使っているか確認する、いくら以上使わないようにするなど
SMARTの法則を使う
SMARTの法則をご存知でしょうか?
これを意識しながら目標設定を考えると目標が具体的になって、達成の道もぐっと近づきます。
なので先ほど目標や達成のための行動にSMARTの法則に当てはめて文書化していきます。
S specific 具体性
具体的に目標を決める事です。
毎日の目標、毎週、毎月、毎年などで何をすべきかそれぞれ決めていく事で目標は具体的になります。
具体的な目標は、具体的に何をすればよいか分かり、より納得して迷わず行動に移せるようになります。
M measurable 計量的
数値化することも大切です。
計量化とは、物事を数値にして計るという意味です。
どのくらいの達成させるか?
イメージで頑張る!ではなく、○○を何個販売するとか○○人と交流するなど、数値にすると具体性が増していきます。
A achievable 達成可能
目標には大小様々あります。
大きな目標はかっこよくそれがすぐにできれば素晴らしい事ですが、中々現実ではそううまくいきません。
またそうしても、目標が大きすぎてやる気がなくなったり、夢物語のように扱われてしまい、逆にモチベーションを下げてしまう事に繋がります。
低すぎず、高すぎない目標設定とは難しいですが、目標を立てていく事で慣れていくのでちょうど良い目標を作るという事にも慣れていきましょう。
R relevant 関連性
目的と関連しているか?
目標は、目的を達成するための手段です。
目的と実現するための目標が関連していないと、遠回りしてしまう事になりかねません。
目標を立てようとして中々立ちにくい場合が、視野を広げて目的は何か?その為に目標をどうするべきか?
と考えられるようになるとスムーズに目標設定が立てられるようになるでしょう。
T time-based 期限
目標はいくら設定しても期限がなければなあなあになってします。
いつまでにやるのか?
期限設定がなければ、中身のある素晴らしい目標設定をしても台無しになります。
素晴らしい目標を達成させるためにも期限設定をして、行動にスピードを持って取り掛かるようにしましょう。
やること、やらないことを整理する
沢山出た目標と達成のための行動の中で、やれること、やりたいこと、逆にやれないこと、やりたくないことなど優先順位を決めていきましょう。
時間がかかったり、不可能な事はもちろん考えないようにする事が必要ですが、成果が出そうなものから取り掛かることで時間も有意義に使う事ができます。
やることに集中する
やれること、やれないことが分別できて、やることの中でも優先順位が決まったらあとは、それを集中的に行います。
成果を出す人の考え方で選択と集中という考え方がありますが、必要最低限で一番成果、効果が出るものだけに絞って行動していく超合理的な人たちもいます。
そういう人達は、早く目標を達成していき、自分のなりたい姿にどんどん挑戦していくのです。
目標を立てた後にする事
優先順位を決めて、目標と行動が決まりました。
成果が出ない人の典型は、ここで満足して終わってしまう事です。
目標を達成させるための最大のポイントはどのにあるのでしょか?
一緒に考えてみましょう。
実行する
目標を達成させるために、一番重要なポイントは実行にあります。
いくら壮大な目標や、緻密計画を書いたとしても、実行して、行動に移さなければ、何も考えられていない人と同じになってしまいます。
せっかく時間を使い、体系的に目標設定を行い、イメージが出来たのなら行動に移しましょう。
仮に目標が6割しかできていなかったとしても行動に移す。
行動しながら軌道修正ができますし、目標のプロセスが違う事もあるので、走りながら目標を修正していく柔軟性も鍛えていきましょう。
集中する
ここは重複してしまいますが、行動に集中する事が一番の成功の近道です。
沢山の目標や手段が描けた人ほど、あれもこれもとなりがちですがやはり何か一極集中する事で、やらないことが明確なのでシンプルに物事を判断出来るようになります。
小さな目標から取り掛かる
前提として、失敗はつきものです。
やるべき事の中でも、いきなり大きなことから取り掛かってしまうと失敗も大きくその後立ち上がることが出来なくなります。
その為スモールステップという事で、小さく始めていきましょう。
自分の決めた方向が間違えていた場合軌道修正が可能ですし、失敗も少なくて済みます。
PDCAをする
P Plan 計画を立てる
D Do 実行する
C Check 確認、評価する
A Action 改善する
PDCAとはこれらの頭文字を取ったもの。
PDCAサイクルを回すことで、立てた目標に継続的に改善を加えて達成していくという考え方です。
実行したら終わりではなく、立ち止まって今の行動が正しい方向性かどうか確認、評価してみて下さい。
問題なければそのまま進めていきましょう。
問題があれば、改善を加えてあるいはやり直して軌道修正を加えていきましょう。
全ては目的を達成させるために目先の目標達成、行動をきめて動くなのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今までなんとなくで成果が出ていた人も部下を携えたりすると再現性は必要になります。
適当にやとりあえずやっておけば、自分で考えろは通用しなくなります。
今のうちに目標設定のコツを学ぶことで、明るい未来を照らせる人材として会社に必要な人物になっていただけるでしょう。
その為にもまずはあなたが目的を明確にして、目標を具体的に決めていきましょう。
今回は以上です。