職場でのコミュニケーションがうまくいかない…どうしたらいいの?
こんな悩みを解決します。
本記事の信頼性
本記事を書いている私は部下育成で約2000名以上の方々の成長に携わり、仕事で悩まれている事、苦しんでいる事の問題を解決してきました。
そういった経験を通じて、今も仕事で悩まれている方々に少しでも解決の糸口を掴み、前に進めるきっかけになったらいいなと感じています。
実際に当記事の内容は私自身の経験に基づき、日々の仕事を通じて、問題解決を提案、実行しております。
今回は、職場のコミュニケーションで困っている人へ、コミュニケーションで大切にしたいことを解説します。
職場で人間関係を充実するための支えになることを期待しています。
もくじ
コミュニケーションで大切なこと3選
コミュニケーションは会話のキャッチボールであるという事です。
相手がいないと成立しませんが、相手の投げるボールを受け取らずに自分が投げ返す。
こんなことはキャッチボールではありません。ここを理解しましょう。
ですが会社や組織で多くは教育がなされていません。
コミュニケーション能力を養ったり、コミュニケーションを円滑にするために○○しなさい、など抽象的に解決に導こうとしています。
現場で本人同士は、実際にどうやって解決していけばいいのか?
何から始めればいいのか分からずにいます。
何度も伝えたいことですが、コミュニケーションとは自分と相手の関わり合いであり、どちらかだけで発生する問題ということはありません。
また一つの大きな問題として、相手を変えることは自分を変えることよりも難しいということ。
では、一体どのようなことを行っていけば良いか一緒に確認していきましょう。
話を聴く
なぜコミュニケーションを取らなければならないのか?
ここは明確にしましょう。
何か依頼するとき、どうなっているか確認したいとき、事実確認を取るときなど様々な場面でコミュニケーションを取ります。
雑談というコミュニケーションが必要な時もありますが、仕事においてのそれは反って効率を下げる元になります。
とはいえ、相手がどのように思っているのか?
確認もせずに、自分が言いたいこと、自分がやって欲しいことなどを伝えるのみ一方的なコミュニケーションをしてしまう人がいます。
そのように主語が全て自分になってしまうと、相手は自分に興味がないと感じ、あなたの質問に適当に返答するようになります。
あなたはできるだけ相手がやりやすいように、相手が必要以上のことを話してくれるようにするためには、相手の話を聴くことがとても重要なのです。
相手の話を最後まで聴く。
途中で遮ったり、自分の意見を反論してみたりしていませんか?
相手に興味を持つ
相手に興味を持ちましょう。
嫌いな人に興味が持てない…
そう聞こえてきそうですが、人には必ずいいところがあります。
いいところを見抜く癖をつけることで、あなたの人を見る能力が上がります。
コミュニケーションにおいて相手のいいところを見ることは非常に重要です。
相手に興味を持ち、どんないいところがあるか、またどんないい所を探すことが出来るか?
どんなことを認めることができるか?を見ていきましょう。
自分のそういった能力を育てていくつもりで構いません。
あなたの相手を見る目を強化する上でも、是非相手のいい所を探せるようになりましょう。
相手の話す速さ、テンポを合わせる
相手が好意、関心を持ってもらうためには、相手からどう見えているのかも重要です。
相手のペースに合わせて、話をしていくことで話を聴いてくれている、分かってくれていると感じます。
相槌やオウム返しなどを取り入れて、相手の話のテンポに合わせていくことで相手も話しやすくなります。
返答も含め、相手のテンポに合わせていく事で、相手も聞きやすくなり、聞いてくれるようになります。
相手の話すテンポが速くなれば好意的に感じてくれています。
あなたも前のめりになり、話のテンポを加速させていく事に楽しんで前進させていきましょう。
知っておきたいメラビアンの法則
メラビアンの法則って知ってますか?
メラビアンの法則とは、コミュニケーションにおいて言語・聴覚・視覚から受け取る情報がそれぞれ異なった際、言語情報(Verbal)が7%、聴覚情報(Vocal)が38%、視覚情報(Visual)が55%の影響があるとした心理法則です。
「メラビアンの法則」は、1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授であったアルバート・メラビアンによって発表されました。
引用
コミュニケーションにおける視覚情報は、相手の半分以上の印象付けに影響されるものという研究結果が発表されました。
そのためビジネスシーンで第一印象を大切にするとか、プレゼン内容は視覚により訴えかけるようなアプローチをすることが主流となっていました。
しかし本来の解釈は、視覚だけが印象の大半に影響するのではなく、言語情報(7%)、聴覚情報(38%)、視覚情報(55%)のバランスだという解釈に変りました。
例えば、笑っている表情なのに怒られるであったり、無表情なのに褒められ出会った場合、間違いなく受けては違和感を覚えます。
バランスがいいと、伝えたいことが正しく伝わるということなのです。
そのように、相手の正しいコミュニケ―ションを取るために、3つの情報がバランスよく伝わるようにする事が重要だ。
という事を理解しておきましょう。
コミュニケーションって結局何?
コミュニケ―ションとは、キャッチボールのようなもの
コミュニケーション=キャッチボールです。
一人では出来ませんし、受け取る相手がいる事が前提です。
受け取る人の受け取り方も様々ありますので、自分の伝え方が完璧であればそれでよい、というわけにはいきません。
伝え方が完璧だと思っていても、どのように伝わったかが重要です。
だからこそ難しさがあり、相手との理解、共感があると嬉しい気持ちになるものです。
それにより仕事においては生産性、効果が圧倒的に変わってきます。
伝わっているかどうか?だけ聞くととてもシンプルなものですが、入り口が違えば複雑で難しいものにもなります。
コミュニケーションが取れない!と投げやりになるのではなく、自分の努力でコミュニケーションスキルを上げていきましょう。
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まとめ
コミュニケ―ションの取り方は、どんどん多様化しており、人の数だけ正解あります。
これをやっておけばいい的な正攻法は、自分中で持っておくとコミュニケーションを取るときに安心して歩み寄ることが出来ます。
一方でそうした自信や正攻法がないと、じぶんからコミュニケーションを取ることを拒絶し、どんどん人と関わることが苦手になってしまいます。
今回の記事では、コミュニケ―ションを取るときに大切な事を解説しました。
これを意識して日々の職場のコミュニケーションの取り方については解決できるようになります。
一つ一つ丁寧に話の進めていく事で、周りとの関係性がよくなり、風通しの良い人間関係の構築に繋がります。
具体的にコミュニケーションをより深く学びたい方はこちらからさらに進んでみて下さいね。
今回は以上です。
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